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2007年9月 2日 (日)

源流検討のポイント

さて、まずは狛犬を以下のように定義しました。

狛犬は、神聖な場所や存在に対して、左右2体を1対として設置される神獣で、ライオンを祖先とし、厳密には獅子と狛犬に分類できる。多くの場合、一方が口を開き、他方が閉じる『阿吽』の形態をとる。

この定義を前提に狛犬の源流を考えるとすると、ポイントは以下のようになります。

A)野生のライオンの生息域とその地におけるライオンの図像化の状況。

B)神聖な対象と2体1対の神獣の組合せの成立と展開。

やや先回りして言うと、日本を含む東アジアには野生のライオンは存在しませんから、Aの項目に付随して

a)ライオンの東アジアへの伝来のあり方。

ということが想定されます。

また、Bの項目に付随して、定義の中に残したこと、つまり、

b)1対の神獣を異なる2種類の神獣で構成したり、口の開閉で区別をつけるという形式の有無。

も検討課題として挙げられるでしょう。

以上を念頭において、以下、狛犬の源流について考えてみます。

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