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2007年10月 8日 (月)

狛犬の歴史-イントロダクション

ここまで、ユーラシアの西方で図像化されたライオンが、様々な形で東アジアに伝来し、実物のライオンから独立した≪獅子≫として図像化され、神獣として制度化されてきた様子を概観してみました。

あくまで狛犬の源流として概観するという前提でしたので、ユーラシアの西方については東アジアに獅子が成立する以前として紀元前の状況に限定し、また東アジアについては、日本で≪狛犬≫が成立したのは遅くとも9世紀とされていますので、中国の唐代までの状況に絞って見てきました。

ここからは、日本における狛犬の歴史を見ていこうと思います。

繰り返しますが、現在のところ、確実に≪狛犬≫が成立していたと認められるのは9世紀、平安時代に入ってからのようです。
そこで、それ以前を、狛犬前史として、ここまでユーラシアで見てきたのと同様、ライオン/獅子の伝来と、「神聖なものと2対1対の神獣」という対形式の成立という二つの側面から見てみます。
その後、狛犬の成立について簡単に考察してみます。
そして、狛犬成立後、現代までの狛犬の変遷を時代ごとに概観してみたいと思います。

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